6.禁止規約のないマンション
●禁止されていなければペットを飼ってもいい?
まれに目にする誤った見方の1つに、
「ペット可をうたっているマンションは、規約が細かくてうるさいので嫌。ペット可やペット禁止の規約がないマンションの方が自由でいい」
というものがありますが、 これは非常に危険な受け取り方です。
現在の日本の法律や判例を見ると、マンションなどの共同住宅に関する「一般常識」は、犬・猫などのペットを飼育する人にとって非常に不利と言えます。
ひとたびトラブルが発生したり、他の居住者から苦情が出てしまうと、例えトラブルの元となった問題を改善すると約束しても、飼育中止を要求される可能性は非常に高くなり、賃貸では、賃貸契約の解除にまで発展するケースもあります。(
判例集参照)
また、それをきっかけに禁止規約ができる、という可能性もあります。
ペット禁止規約が無かったものが 後に転じて禁止になった事により飼育者側が訴訟を起こした数例の結果を見ても、以前から飼育していた方に既得権が認められたケースは現在の所、ありません。(
判例集参照)